赤染LIFE

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インターハイ2017前半 感想とか

テスト期間にブログやTwitterで怪文を書きたくなるのは普段ロクに使ってない脳ミソがテストに追い込まれてやっと活性化するからでしょうね。
ほぼスプリントのみ。フィールド種目に関してはウブなのでご了承ください。

400m 
[女子] 川田さんが前評判通りの強さを持って勝ちましたね。タイムも53.92と好タイム。彼女は日本選手権も経験しているというところで勝負強いです。一日三本ながらしっかり走れるのは敬愛クオリティですね。800m、マイルでも優勝を狙います。
[男子]
前年インターハイ入賞の井上大地、生亀が都道府県ブロックで思いもよらぬ敗北。神奈川のインターハイ経験者澤田も怪我で欠場。不穏な空気を跳ね除け、順調に勝ち抜いてきたと思われた優勝候補花田シオンも最後の最後、バックストレートで肉離れ。波乱続きの400mを制したのは北海道栄の森君が勝ちました。北海道と東北の選手は雪で地方大会への仕上がりが万全でないんですよね。だから東北北海道の選手は誰がいつ好タイムを出すか分からないのです。そこもインターハイの醍醐味ですね。
2位にはメルドラムアラン君が来ましたね。呪われた南関東の400m選手ですが、しっかりと結果を残してきました。リレーの相洋の伝統のマイルは彼がいる限り安泰ですね。楽しみです。

1500m
[男子]
学法石川の半澤君が優勝。久納君も4位入賞。いやはや、学法石川の黄金時代は健在ですね。今まで優勝した三人ともラストが異常に強い。学法石川のトラックの強さ、恐るべきです。都大路での2区5区は安泰ですね。にしてもなんでモグニは内側を開けたんだろう、あのままインを走っていれば優勝は彼だったろうと思う。

女子は詳しくないです...ごめんなさい。

[100m]
やはり宮本大輔君は強い。スタートから全て完璧レース。塚本ジャスティン君が後半詰めたけど及ばなかった。
あと桐蔭学園の宇野君も一気にタイムを縮めて4位入賞と大健闘。僕の地元神奈川県の選手という事でとても嬉しいです。神奈川県の選手が決勝に残ったのは2012以来では。
女子
前回優勝の齋藤さんがまさかの準決勝落ち。混戦を制したのは兒玉さんでした。
「向かい風は苦ではない」という言葉の通り終始安定した走りでしたね。
神奈川の川崎市立橘2年生、前川さんも健闘しました。

[400mハードル]
女子
西村さんが完璧なレースを進めていましたが後半高木さんが土壇場で詰めて優勝。しかしあまりタイムが良くないですね。暑かったのかな。
男子
白尾君強い。敵無しのレースでしたね。唯一の13歩。後半は14-15歩という事でまだまだタイムも伸びそうです。

400mhと言えば2015年、あれは凄かった。世界ユース2位と3位、それを50.27で制すハイレベルなレース。もう二度とあの様なレースは見れないのだろうか…

[4×100mリレー]
女子
中京大中京が強かったですね。系列の中京大出身の市川選手が活躍に負けじと結果を出してきましたね。去年は倉敷中央の齋藤選手に逆転されて優勝を逃しましたが雪辱となりました。

男子
井本君-宮本君の流れは盤石。この2人が3-4走に控えてる限り優勝は堅いだろう。誰もがそう思っていたであろうこのレースでしたが井本君がまさかの欠場。また、法政二が予選で40.21、岐阜聖徳が準決勝で40.36の好タイム。大混戦となったレース。
1走-2走の時点で法政二と岐阜聖徳がリード。そして3走の岐阜聖徳が素晴らしい走りで決定打でしたね。宮本君も追い上げましたが2位でした。
神奈川の法政二、応援してましたが3位でした。しかし個人スプリントでインターハイに出場していない選手達である事を考えると良くやったと思います。アンカーの三浦君は二年前東橘中が四継で準優勝した時のエース2走。今回は3位としましたが悔しさをバネに来年優勝して欲しいです。


明日から200mと5000m、そしてマイルがありますね。楽しみです。
余談ですが高平選手の解説が凄くいいです。競技者目線で喋ってくれていますし、特に短距離種目とリレー種目の指摘の鋭さもピカイチでした。